昨日、介護サービス事業者調査事業 集団研修会で
「訪問医療と介護サービス提供現場との連携」の講義を拝聴しました。
そのなかで改めて確認したことは「かかりつけ医」と「主治医」
同じではないか、と思う方も多いと思いますが、実は定義が異なります。
かかりつけ医とは「なんても相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要な時には専門医、専門医療機関を紹介でき、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師」
専門的な治療をしてくれる医師は主治医になるかもしれませんが、かかりつけ医とは異なることが上記の定義から理解できます。
同じ料金でいつでも、どこでもフリーアクセスできる日本の医療。しかし、自分の過去から現在まで知ってくれ、これからもなんでも相談できる「かかりつけ医」をもっている方は少ないでしょう。
講師の戸梶先生が言われた「過小でも過剰でもない適切な医療」。決して、高齢だからほどほどの医療でいいというものではない。家族でも介護者でもなく、その人にとっての最善の医療をかかりつけ医は患者本人と相談しながら考え、提供していくものだと言われていました。
自分の医療の受けかたも含めて、勉強になりました。